痛風の症状を和らげるには、専門医による薬物治療の他に、普段の生活習慣や食生活を見直すことで、症状を軽減することができます。

痛風にかかると、尿酸値が高くなります。痛風の症状を軽減するには、高くなった尿酸値を下げなければなりません。 普段の生活の中で、痛風の症状を和らげる方法について、ご説明しましょう。

お酒やビールを飲む機会が多い人、または晩酌をする人は、まずアルコールの摂取量を控える必要があります。

ビールをたくさん飲むと、体内にプリン体が生成されやすくなります。

アルコールは一切飲めない人は、関係ありませんが、ビールやお酒を飲むのが楽しみな人には、きついですね。

アルコールの摂り過ぎは痛風に限らず、生活習慣病や胃や肝臓疾患など、すべての病気の原因となりますので、控えましょう。

痛風は、体内で過剰に生まれた尿酸が血液の中にきちんと溶けきれないまま結晶化して、手先や足先の関節に沈着することで発症します。

これによって、激しい痛みをともない、ひどくなると赤く腫れ上がります。

健康な状態のときには、尿酸は、汗や尿などの水分と一緒に体の外に排泄されますが、排出がスムーズにいかない場合、または汗や尿の排泄量が少ない場合、体内に溶かしきれないほど多量の尿酸が生成された場合には、体内に残り、血液中の尿酸の量が増えてきます。

この状態をなくさなければなりません。 1日に2リットル程度の水を飲み、汗や尿の排泄を促すことで、尿酸がスムーズに排出されるようになります。

 

痛風にならないために

痛風にならないためには、痛風の予防を心がける必要があります。 痛風に1度かかると、症状が慢性化して、何度も発作が出る人が多いようです。

痛風の予防に役立つのは、水分補給です。 日ごろから水分をあまり摂らないと、血液がネバネバ・ドロドロの状態になりやすく、血管に血栓をつくりやすくなります。

このような状態を未然に防ぐためにも、水分補給は欠かせません。

とくに、真夏の暑いときは、太陽がカンカン照りになり、とくに激しい運動をしなくても水分がどんどん失われます。

汗をかくのは、尿酸の排出が促されていいことですが、体内に残る水分量が減少する恐れもあります。

汗として排出されなければ、尿となって排出されます。 つまり、体に余分な水分をどんどん出すことで、尿酸が出ていくので、痛風にかかりにくくなります。

汗の排出をスムーズにするために、夏の暑いときにはなるべく自然に汗をかくようにしたいものです。

室内で長時間エアコンをがんがんかけて足腰が冷えると体がむくみやすくなり、低体温質になると、体内に血栓などのかたまりができやすくなるので要注意です。

体がむくみやすくなると、体内の余分な水分が排出されにくくなるので、尿酸がたまりやすく、排出されにくい状態になるので要注意です。

体が冷えやすい人やむくみやすい人は、冷えとむくみの改善が必要です。

夜は、ぬるめのお風呂にゆっくりとつかり、下半身をゆっくりと体の芯まであたためること、お風呂から出たら、しょうが紅茶を飲むといいでしょう。

しょうがをすりおろして紅茶に入れて、ミルクとお砂糖を入れます。しょうがは、体内の毒素を排出する作用があります。

尿の排出をスムーズに促し、体をポカポカ温める作用があるので、痛風の予防・改善にもオススメな飲み物です。

痛風の基本的な知識をしっかり身に付けて、対策したいですね。